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女性の性病の症状は?種類や原因・予防方法を解説
公開日:2023年07月21日
更新日:2024年8月16日
女性が性病に感染した場合、どのような疾患が多くどのような症状が出現するのか、気になったことはありませんか?
性病は自覚症状に乏しいことが多く、感染に気づかず放置している人もいるため、報告数より実際に感染している人の数が非常に多いと考えられています。
出現する症状や治療の重要性を知っておくことで、気になったときに検査を受けることができるようにしておきましょう。
☑ 即日診断・即日治療(治療のみも可)
☑ 結果のネット照会
☑ プライベート個室診療
目次
女性の性病とは?
性感染症(以下、「性病」という)は、性行為を一度でもしていれば感染のリスクが誰にでもあります。しかし、女性の場合は男性に比べると感染した場合の症状が分かりにくいケースも多く、気付かずに感染拡大や病気を進行させてしまっている可能性があります。
放置することで、不妊症や母子感染などに発展してしまうリスクもあるため、正しい知識を持って性病に対処することが重要です。
また、女性の主な症状としては、おりものの量が増加するや臭いがきつくなる、かゆみや不正出血などが生じるといった症状が分かりやすい場合もあります。少しでも異変に気付いた場合には検査を受けてみるべきですし、自身を守るためにも定期的に検査を受けることをおすすめします。
女性の性病に見られる症状
女性に多く見られる性病の症状は次のものが挙げられます。
必ず自覚症状があるとは限りませんが、少しでも違和感を覚えた場合には検査を受けるようにしましょう。
- ・排尿時の痛み
- ・性器が腫れている
- ・性器周辺が痛く痒い
- ・性器から変な臭いがする
- ・性器から膿が出る
- ・陰部にできものやしこりがある
- ・おりものに異常がある
- ・急な発熱が続いている
- ・のどがイガイガして痛いく
女性の性病を治療する重要性
性病を治療せずに放置することで、自分自身だけでなくパートナーなど周囲の人へ影響を及ぼします。治療する重要性について、放置した場合の3つのリスクからご紹介します。
①症状が悪化する可能性
感染した病原体を放置し、感染期間が長いと症状が悪化する可能性が高まります。性病は症状がいつ悪化するのか個人差があり、不明確なため感染を放置することは危険です。
また、初期症状として見られることもありますが、放置することで女性は卵管や卵巣など骨盤内の臓器などの炎症を引き起こす可能性があります。症状の悪化と進行に関しては個人差が大きいからこそ、早めの検査を心がけることが大切です。
②パートナーや周囲への感染拡大
性病は自覚症状に乏しいものも多く、感染しても気が付かないことがあります。その状態で性行為やそれに準ずる行為を行うことで感染します。自身とパートナーのためにもどちらか一方ではなく、お互いが同時に検査を受けて感染の有無を確認することが重要です。
③不妊症や妊婦と胎児に与える影響
性病に感染している女性や性病を治癒した女性でも後遺症から子宮外妊娠のリスクが高くなります。出産の際に赤ちゃんが産道を通過するときに感染すると、結膜炎や肺炎を患って生まれてくる危険性があります。
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女性に多い性病の種類
ご紹介する性病の中には症状が分かりやすく出るような性病もありますが、気付かずに過ごしてしまう場合もあります。病気の進行やパートナーへの感染を広めないためにも、定期的な検査を行うこと、感染が判明した場合には最後まで治療を続けて、再発や感染拡大を予防するようにしましょう。
クラミジア
状症: | 性器の痒み、排尿時の痛み、おりものの臭い・色に変化 |
淋病
状症: | おりものの臭い・色に変化、性器周辺の痒み、排尿時の痛み |
マイコプラズマ・ウレアプラズマ
状症: | 排尿時の痛み、性器周辺の痒み、おりものの変化 |
トリコモナス
状症: | 排尿時の痛み、性器周辺に痛み・痒み、おりものが泡状で悪臭、ただれ |
梅毒
状症: | 1期から4期までに分けて症状が出現し、感染から約3週間で痛みや痒みを伴わない潰瘍が出現し、それから全身に発疹が出現します。 |
性器ヘルペス
状症: | 赤茶色の水疱が複数出現し、びらんや潰瘍で強い疼痛を伴い、排尿痛を伴うこともあります。症状が治まってくると黒いかさぶたを形成し、ビリビリと神経痛のような症状が続きます。 |
女性の性病を予防するには?
感染リスクを下げるための予防方法として、以下の2つを意識することが重要です。予防はあくまで対処する方法であって解決策にならないことを理解しておくことが必要です。予防よりも早期検査による感染の確認や治療の方が重要であり、心当たりがあれば検査・治療を受けることが性病において最も重要です。
性行為のときはコンドームを着用する
性病を予防する方法として初めに思い浮かぶのは「コンドームの着用」だと思います。コンドームは、避妊のためだけでなく性病の感染予防としての役割も担っています。
コンドームは下記の役割を果たしています。
- ・精液が膣内に入らないように防ぐ
- ・性病の感染原因である粘膜同士の接触を防ぐ
コンドームは着用することで、予防できる性病も多いと考えられています。
感染機会に心当たりがあるときは検査を受ける
感染機会に心当たりがあるときは検査を受ける
性病の感染において最も重要なことは「心当たりがあるときは検査を受ける」ことです。性病は治療なしで自然治癒するものもありますが、特に感染頻度の高い性病の多くは自然治癒しないため、放置せずに必ず検査を受けて適切な治療を行う必要があります。
女性の性病に関するお悩みはノワール大宮クリニックへ
当院は、性病検査・治療をはじめとするデリケートなお悩みの治療に特化した専門クリニックです。
JR大宮駅東口から徒歩4分の好立地で、どなたでも安心して通っていただけます。
また、当院では完全個室診療制を導入しており、患者様のプライバシーを守ります。
人に知られたくないご相談も、安心してお話しください。
まとめ
今回は「女性の性病の症状は?種類や原因・予防方法」について解説しました。
- 女性は男性と比較して症状がわかりにくい場合が多い
- おりものの変化や性器周辺の痒みなどわかりやすい症状も見られる
- 性病に感染していると気がつかずに感染拡大の原因になる可能性も多い
- 性病を放置すると不妊症や出産時に妊婦や胎児に悪影響を及ぼす
- 症状がわかりにくため心当たりがあれば医療機関で適切な検査を受ける
もし、性病へ感染する可能性のある行為に心当たりがあるかもしれないと、少しでも感じた方は、当クリニックでも検査を受けることができますので、お気軽にご相談ください。
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