クラミジア感染症を放置するリスクとは?不妊症とも関係がある?

クラミジア感染症を放置するリスクとは?不妊症とも関係がある?

クラミジアと聞くと性器クラミジア感染症を想像する人が多いのではないでしょうか?
実際に感染者の多くは性器への感染ですが、症状を自覚していないだけで性器以外にも感染している人はいます。

クラミジアは自覚症状に乏しいため、感染に気が付かず放置している人も注意が必要です。
放置してしまうと症状が進行してしまい、男女ともに不妊症などのリスクを引き起こすこともあります。

感染した場合と放置した場合にどのようなリスクがあるのか解説していきます。

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クラミジアの感染を放置することで起きる症状

クラミジアに感染することで、その他の病気を引き起こすリスクがあります。
ここでは5つ紹介しますが、放置せずきちんと治療することで治るので、引き起きる症状を知り予防できるようにしておきましょう。

病名 症状 感染経路
クラミジア性尿道炎 排尿時の痛み
尿道から膿が出る
尿道の痒みやムズムズとした不快感
性行為やそれに準ずる行為
(セックス・オーラルセックスなど)
クラミジア性子宮頸管炎 おりものの異常
不正出血
排尿時の痛み
下腹部の痛み
性行為やそれに準ずる行為
(セックス・オーラルセックスなど)
クラミジア性結膜炎 瞼が腫れる
結膜が充血する
目やにが多くなる
瞼の裏側にブツブツ
感染した精液や体液が目に触れる
(手で目をこすったりなど)
咽頭クラミジア 咳
発熱
のどの痛み・腫れ
感染した分泌物が咽頭に触れる
(オーラルセックスなど)
肛門クラミジア 肛門周辺が痛い
直腸の粘膜がブツブツになる
排便時の出血
血液が混ざった分泌物が出る
感染した分泌物が肛門に触れる
(アナルセックスなど)

クラミジア性尿道炎

クラミジア性尿道炎は性行為やそれに準ずる行為によって性器から感染します。
尿道炎の原因菌として代表的なものがクラミジアと考えられています。

よく見られる症状は以下になります。

  • ・排尿時の痛み
  • ・尿道の痒みやムズムズとした不快感
  • ・尿道から膿が出る

 

クラミジア性尿道炎は他の原因で引き起こる尿道炎よりも症状が軽いとされています。
膿が出る場合も基本的には透明や半透明ですが、色が付いてることもあり、水っぽく薄い特徴があります。

クラミジア性尿道炎をさらに放置すると、男性の場合は精巣上体(副睾丸)へと進行していきます。
副睾丸の腫れや痛みを引き起こし、精子の通り道を塞ぎ通過障害による男性不妊症の原因になる可能性があります。

クラミジア性子宮頸管炎

クラミジア性子宮頸管炎はクラミジア性尿道炎と同じく、性行為やそれに準ずる行為によって感染します。

クラミジアが膣から侵入して子宮頸管に感染して炎症を引き起こしますが、感染していても自覚症状に乏しく気が付かないことが多いです。

よく見られる症状は以下になります。

  • ・おりものの増加
  • ・おりものの色が変わる
  • ・不正出血
  • ・下腹部痛
  • ・排尿時の痛み

 
クラミジア性子宮頸管炎をさらに放置すると、子宮や卵管、腹膜に広がって行きます。
子宮では子宮内膜炎、卵管へと広がると卵管炎となり不妊症の可能性が高まります。

また、卵管が正常に機能しなくなり子宮外妊娠を引き起こし、流産の恐れがあります。

クラミジア性結膜炎

クラミジア性結膜炎はクラミジアに感染した精液や体液などが手に付いたまま、目に触れたり擦ったりすることで感染します。

1ヶ月ほど点眼薬を使っても治らない結膜炎はクラミジアが原因であることを疑います。

よく見られる症状は以下になります。

  • ・まぶたがプクッと腫れる
  • ・結膜が赤く充血する
  • ・めやにが多くなる
  • ・まぶたの裏側にブツブツができる

 
クラミジア性結膜炎を放置すると、ブツブツが大きくなったり耳の前のリンパ節が腫れて痛みを引き起こすこともあります。

また、日本などの先進国ではほとんど見られることはありませんが、進行することで失明の原因となります。発展途上国では今も失明の原因にはクラミジアによるものが多いです。

咽頭クラミジア

咽頭クラミジアはセックスやオーラルセックスで咽頭にクラミジアが感染したときに発症します。

咽頭への感染は自覚症状に乏しく、症状を自覚しても喉の腫れや痛みなどから、風邪と勘違いしてしまうことが多いです。

よく見られる症状は以下になります。

  • ・喉の痛みや腫れ
  • ・咳
  • ・発熱

 
咽頭クラミジアは、扁桃炎や上咽頭炎を引き起こす可能性があります。
扁桃炎や上咽頭炎が発症して症状が強かったり進行すると、以下のような症状が見られます。

扁桃炎が進むと扁桃部分が赤く腫れ、つばを飲み込むと痛みが生じます。
上咽頭炎は難聴や中耳炎を引き起こす恐れがあります。

咽頭クラミジアについて詳しくはこちら

肛門クラミジア

肛門クラミジアは感染した分泌物が肛門に触れ感染したときに発症します。

咽頭と同様に肛門への感染も自覚症状に乏しく、症状を自覚しないことも多いです。

よく見られる症状は以下になります。

  • ・肛門周辺がヒリヒリとして痛い
  • ・排便時に肛門から出血する
  • ・血液が混じりベタベタとした分泌物がでる
  • ・直腸の粘膜がブツブツになる

 
肛門(直腸)へ感染したまま放置しておくと、アナルセックスなどによりパートナーへ感染させてしまったり、自覚症状に乏しいため別の性病と重複感染するリスクがあります。

クラミジアを長年放置してしまう理由

クラミジアは自覚症状に乏しいため、放置されやすい性病です。
自然治癒しないため、放置されてしまう理由を理解し、早期の検査・治療を受けられるようにしておきましょう。

感染に気が付いていない

クラミジアは国内でも感染者の報告数が多い性病です。
しかし、特徴として自覚症状に乏しいことや症状があっても軽いことが多く、感染に気が付かない人も多いです。

感染者の数が多いということは、自分自身に感染するリスクが高いということになります。

感染に気が付かずに放置してしまう場合があるので注意が必要です。

完治したと勘違いしている

前述したように、感染していても気が付かずに放置している人がいる一方で医療機関で検査を受け、治療を行っている人も多くいます。

しかし、医療機関で医師から治療の指示を受けても、症状が軽くなりご自身の判断で治療を辞めてしまう人もいます。

症状が軽くなっても治癒しておらず感染したままであれば放置しているのと同じ状態になります。

感染していた場合は、自分で判断することなく医師の指示に従い、きちんと完治していることを確認することが大切です。

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当院は、性病検査・治療をはじめとするデリケートなお悩みの治療に特化した専門クリニックです。

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また、当院では完全個室診療制を導入しており、患者様のプライバシーを守ります。
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まとめ

今回は「クラミジアを放置することで引き起きる不妊症のリスク」について解説しました。

  • クラミジアは性器以外にも感染し様々な症状を引き起こす
  • 男女どちらにもクラミジア感染による不妊症のリスクある
  • 自覚症状に乏しいため、感染に気が付かない人も多い
  • 治療中に症状が弱くなり完治する前に自己判断で辞めてしまう人もいる
  • 感染者が多く感染する確率が高いので医療機関にて検査することが大切

 
もし、性病へ感染する可能性のある行為に心当たりがあるかもしれないと、少しでも感じた方は、当クリニックでも検査を受けることができますので、お気軽にご相談ください。

ノワール大宮
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埼玉県JR大宮駅東口徒歩4分、性病検査・治療、AGA(男性型脱毛症)治療・女性の薄毛治療など、デリケートなお悩みに寄り添い、解決へ導く専門医クリニックです。待合から診察までお一人様一室のプライベート個室診療を導入。患者様それぞれにあった治療を行います。
ノワール大宮クリニック 院長:成田学史

執筆者:成田 学史
ノワール大宮クリニック院長(医師)
2014年(平成26年)北海道大学医学部医学科卒業
日本性感染症学会 会員
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