股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの対処法について

かゆみの対処法

股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの悩みを抱えている方は多くいますが、相談しにくいものであり、長期間かゆみに対する悩みを抱えている方もいます。そして、股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみにはしつこいものや、自然に治らないものもあります。

そんな不安を抱えている方の為に、本記事では股間・デリケートゾーンのかゆみの対処法について解説いたします。

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股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因


かゆみの原因には、大きく分けて「かぶれ」と「感染症」の2つがあります。

「かぶれ」は主に、下着による締め付けや、デリケートゾーンの蒸れ、女性ならば生理用ナプキンとの接触などでも起こります。

一方の「感染症」は、細菌、ウイルス、真菌(カビ)などの病原体に感染することで起こります。よく知られているものに、カンジダという真菌(カビ)によるものがあります。

股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみへの対処法

デリケートゾーンのかゆみへの対処法は原因により異なります

①アレルギー等の体質的要因
アレルギー等の体質的要因による皮膚炎が原因であれば、皮膚に対する塗り薬等の直接の治療や、症状を抑える治療が基本となります。

②性病等の感染症の場合
デリケートゾーンのかゆみの原因が性感染症(以下「性病」という)などの感染症の場合は、皮膚に対する治療や症状を抑える治療では治らないため、その感染症に対する治療が必要となります。

アレルギーなどの体質的要因の対処法

アレルギーなどが原因で発症するかゆみは、物理的刺激によるものが大半で、「化学繊維、洗剤、薬剤、乾燥、摩擦」といったものがあります。

具体的には下記の要因があります。

  • 衣類と外陰部がすれることで発生する炎症
  • 皮膚が乾燥して過敏な状態
  • 体を洗う石鹸や洗濯用の洗剤による刺激
  • 新しい下着への変更

これらの要因のように、アレルギーによる陰部のかゆみは「外側」の問題で、感染症ではないため、セルフケアや塗り薬で解消される可能性があります。しかし、次に挙げる性病は、人によって症状が軽く、アレルギーによる体質的要因だと勘違いしてしまう場合もあります。そのため、少しでも不安・違和感がある場合は、早い段階で医師に相談し診察を受けましょう。

性病などの感染症の場合

股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因は性病である可能性は決して低くはありません。そして、性病の場合、自然治癒しないことも多く、放置すると様々な悪影響が考えられます。

かゆみを引き起こす性病の種類は様々で、「淋病」「クラミジア感染症」「マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症」「トリコモナス症」「性器カンジダ症」「性器ヘルペスウイルス感染症」などがあります。
具体的な対処法は、「適切な検査を受け、適切な治療を受ける。」これに尽きます。早期に治療を行えば、悪影響も少なく治癒して症状は改善する病気です。

性病の検査を受けたことがない方は、原因が性病であることも考慮して、早期発見と早期治療を心がけて検査を受けてみましょう。

股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因を知ろう

デリケートゾーンのかゆみを治療するためには、その原因が何かを知る必要があります。症状や経過から原因として疑われるものに関して、診察・検査により特定していきます。診察・検査は感染のきっかけからすぐに受けられるものが多いです。また、女性の場合、基本的に生理中でも検査は可能です。

以下は当院における検査の流れです。
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股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの治療法


デリケートゾーンのかゆみの原因が何か判明すれば、その原因に対する治療を実施します。複数の感染が原因となる重複感染もあり、治療後に別の原因でかゆみが続くこともあるので、疑われるものをまとめて検査・治療することが重要です。女性の場合、基本的に生理中でも治療は可能です。
治療法や治癒するまでの期間は各疾患により異なりますが、詳細は以下となります。

股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの予防法


デリケートゾーンのかゆみの原因となる性病の感染予防には主に4つ方法が挙げられます。
完全な予防は困難ですが、予防策の実施は重要です。

予防法①股間・デリケートゾーン(陰部)を清潔に保つ

デリケートゾーンを清潔に保つことは重要な対策となります。
デリケートゾーンに汗や皮脂、汚れが付着していると、病原菌が増えたり、かぶれが発生しやすくなり、かゆみの原因となります。これを予防するため、デリケートゾーンは常に清潔にしておきましょう。

予防法②肌を刺激しないものを身に着ける

下着の素材によりデリケートゾーンが蒸れたり、アレルギーなどが起きることがあり、かゆみの原因となります。
「下着は通気性や吸湿性のよい綿素材のもの選ぶ」
「女性は生理用ナプキンをこまめに変える」
「男性はコンドーム素材でアレルギーを起こしにくいポリウレタン製を選ぶ」
これらを検討してみましょう。

予防法③感染を防ぐ


股間・デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因が性病である場合も多いです。性病を予防するためには、まずコンドームを正しく使うことが必要です。パートナーを守るためにも、パートナーと一緒に検査・治療を受けることが重要となります。

予防法④十分な睡眠を確保する

睡眠不足になると、皮膚や粘膜の新陳代謝が悪くなったり抵抗力が低下して、デリケートゾーンのかゆみを引き起こす要因となることがあります。また、寝るときにはゆったりとした服装かつ、上記で触れた通気性や吸湿性の良い下着を身につけ蒸れや刺激を防ぎましょう。

また、性病以外の感染症では、疲れやストレスによる抵抗力の低下時に病原菌が増殖し感染する場合や、公衆浴場・プールなどで椅子やタオルなどを介して感染するケースも考えられます。

まとめ

本記事では、股間・デリケードゾーン(陰部)のかゆみ対処法&予防法について解説しましたが、最も適切で迅速な対処法&予防法は、医師の判断のもとで適切な検査・治療をうけることになります。

デリケートゾーンのかゆみの原因の特定には適切な検査・診断が必要であり、原因が性病と判明するケースもあります。そのため、「自分は大丈夫」と思っている人こそ、安心を手に入れるためにも医療機関を受診してみるのがいいでしょう。

適切な対応によりかゆみの原因を特定することで治療が可能となりますので、本記事に少しでもご興味を持っていただけ方は、当院の性病検査・治療にお越しください。

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ノワール大宮クリニック 院長:成田学史

執筆者:成田 学史
ノワール大宮クリニック院長(医師)
2014年(平成26年)北海道大学医学部医学科卒業
日本性感染症学会 会員
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