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性病の発症で浮気を疑われた…心当たりのない性病への感染について
膀胱炎のような症状が続いてる…放置するのは危険!
おしっこが近い、残尿感、下腹部の痛み、排尿時の違和感や痛みなど、膀胱炎のような症状が続いて不安に感じている方もいるのではないでしょうか?
実は膀胱炎のような症状が続く場合には、性感染症(以下「性病」という)の可能性があるので注意が必要です。
性病には症状が乏しいものが多く、症状は曖昧で自覚しにくいことや個人差もあります。
そのため、原因を調べるために検査をすることが重要です。
目次
こんな症状を伴う場合は注意
なかなか治らない膀胱炎のような症状が続いた場合、その原因に性病が潜んでいることがあります。
ここでは男女別で特に性病を疑う必要がある症状をご紹介します。
排尿痛、亀頭や包皮の腫れ(亀頭包皮炎)、陰部が蒸れる、陰部のにおいの変化、陰部のかゆみや痛み、尿道痛(前立腺炎と診断されることも)、下腹部痛、睾丸痛、性交痛、恥垢がたまりやすい、膿が出る、デリケートゾーンの黒ずみ(色素沈着)や皮膚のブツブツ(色素沈着、瘢痕)
排尿痛、大陰唇等の外性器の腫れ、オリモノの増量、陰部のにおいの変化、陰部のかゆみや痛み、陰部が蒸れる、オリモノのにおいの変化、性交痛、生理周期の遅れ、不正出血、下腹部痛、腰痛、恥垢がたまりやすい、デリケートゾーンの黒ずみ(色素沈着)や皮膚のブツブツ(色素沈着、瘢痕)
上記の症状でひとつでも心当たりがある方は、下記の記事もご覧になることをおすすめします。性病は早期治療が重要になります。
陰部のかゆみを引き起こす性病は8種類もあった⁉
「おりものが多いかも…」と感じたら疑うべき4つの性病
排尿で痛みを伴う原因には性病が大きく関係していることも⁉
膀胱炎のような症状が見られる性病
膀胱炎のような症状が現れるとき注意する必要がある性病は主に以下の4つになります。症状が似ていることが多く、検査にて原因を特定して適切な治療を行うことが重要です。
【クラミジア感染症】
日本国内で最も報告数の多い性病であるクラミジア感染症
【淋菌感染症(淋病)】
クラミジア感染症と同程度に知られていて報告数も多い淋病
【マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症】
検査以外での発見が困難なマイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症
【トリコモナス症】
再発を繰り返すケースが多いトリコモナス症
症状が似ていることが多く、検査にて原因を特定して適切な治療を行うことが重要です。
また、各性病の詳細はリンクから確認することができます。
膀胱炎が治らない、繰り返す時の対処法
なかなか治らない膀胱炎は、原因が性病ではないか注意する必要があります。
男性の場合は尿道痛や残尿感から前立腺炎と診断されることがありますが、この場合も原因が性病であるか注意が必要です。
性病には症状が乏しいものが多く、症状は曖昧で自覚しにくいことや個人差もあります。そのため、原因を調べるためにもまずは性病の検査を受けることをおすすめします。
膀胱炎のような症状を繰り返す時に注意すべき理由
膀胱炎のような症状を繰り返す時には、性病に注意する必要があります。
性病に注意が必要な理由として、
- 自然治癒はしないこと
- 原因の判明に特異的な検査が必要なこと
- 治療法が原因により異なること
- 他者へ感染させる可能性があること
- 何度でも再感染すること
- 不適切な治療による耐性化の危険性があること
- 不妊症等の後遺症のリスクがあること
これらが挙げられます。
また、強い症状を自覚しない方も多く、他者への感染源になることがあります。
さらに、複数の性病に感染する重複感染もあります。
膀胱炎が生じたときの検査・治療
当院では仕事や家庭などの都合から何日も通院できないという方に、検査即日に治療まで完了できるスピードを実現。
「性病の悩みを1日も早く解決したい」という患者様の希望を最優先したサービスを提供しています。
検査方法
症状や経過から疑われる疾患に関して、尿や尿道擦過物、おりものを採取して検査で判定します。検査は自覚症状がなくても受けられ、感染のきっかけからすぐ受けることができます。
また、基本的には生理中でも検査可能です。咽頭や肛門に感染する可能性のある性病もあり、同時に検査を受けることもできます。
性病ごとに正確な検査を受けられる時期は変わる⁉生理中でも早期検査を!
治療方法
原因菌が判定されたら、抗菌薬により治療を実施します。治療法や治癒するまでの期間は各疾患により異なりますが、詳細は各疾患のページに記載します。
パートナーとの間で再感染もあるため、同時に検査や治療を受けることが重要です。
パートナーと同時の検査・治療のススメ
オールプラン(ブライダルチェック)
上記でもご紹介した、「クラミジア」「淋病」「マイコプラズマ・ウレアプラズマ」「トリコモナス」は症状が似ていることが多く、検査にて原因を特定して適切な治療を行うことが重要です。
予防法や対策に関して
性交渉時にコンドームを使用することで予防ができます。性病は症状が乏しいことが多く、予防しているつもりでも気が付かないうちに感染していることもあります。
感染しない予防も重要ですが、感染しているかを判定する検査や感染していた場合の適切な治療が、安心や安全の面でより重要だと考えています。
まとめ
今回は「膀胱炎と性病」の関連性について解説しました。
- 膀胱炎のような症状が続いた時は、性病を疑う
- 膀胱炎と決めつけずに、原因を調べるため検査を行う
- 複数の性病が同時に感染している重複感染にも注意
もし、今回紹介した具体的な症状に当てはまる、もしかしたら膀胱炎ではなく性病かもしれないと少しでも感じた方は、当クリニックでも検査を受けることができますので、お気軽にご相談ください。


ノワール大宮クリニック院長(医師)
2014年(平成26年)北海道大学医学部医学科卒業
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