-
性病知識コラム
HIVとAIDS(エイズ)とは…?
-
クラミジア感染症について解説
クラミジア感染症について解説
-
性病知識コラム
トリコモナス症とは?感染経路や症状、検査・治療方法
-
性病知識コラム
膣カンジダ症(性器カンジダ症)とは?
-
性病知識コラム
性器ヘルペスとは?
-
性病知識コラム
淋病とはどんな病気?症状や感染原因、治療方法まで解説
排尿で痛みを伴う原因には性病が大きく関係していることも⁉
排尿時に伴う痛みにはどのような原因があるのでしょうか?
排尿時の痛みの原因として性感染症(以下「性病」という)である場合が多く見られます。特に若年者の場合は、まず性病を疑います。
なぜなら、若年者の方が高齢者と比較して性病になりやすいからです。しかし、高齢者でも性病を疑っていないだけで、性病に感染していたり性病が原因で排尿痛を長期間抱えている場合もあります。
☑ 即日診断・即日治療(治療のみも可)
☑ 結果のネット照会
☑ プライベート個室診療
目次
排尿痛の多くは性病が原因である場合が多い
近年、性交渉の低年齢化に伴い若年層の間で淋菌、クラミジアなどの性病が増加しています。
性病は性行為やそれに準ずる行為を通じて感染し、性器や尿の通り道に炎症を起こし、男性では淋菌やクラミジアによる尿道炎で排尿時に痛みや熱感を引き起こすことがあります。
排尿痛でこんな症状を伴う場合は要注意
なかなか治らない排尿痛が続いた場合、その原因に性病が潜んでいることが多いです。
ここでは男女別で特に性病を疑う必要がある症状をご紹介します。
排尿時の痛み/違和感/かゆみ、下腹部の痛み、尿道から膿が出る、尿道から少量のサラサラした分泌物が出る、睾丸が腫れる、性交時の痛み、勃起時に強い痛み
排尿時の痛み/違和感/かゆみ、下腹部の痛み/かゆみ、不正出血、オリモノの臭いが変わる/量が増える、臭いのある泡状のオリモノが出る、性交時の痛み
上記の症状でひとつでも心当たりがある方は、下記の記事もご覧になることをおすすめします。性病は早期治療が重要になります。
陰部のかゆみを引き起こす性病は8種類もあった⁉
「おりものが多いかも…」と感じたら疑うべき4つの性病
性病の疑いがある排尿痛の特徴
性病が原因の場合、排尿痛には下記のような特徴があります。
- 自然治癒しない
- 他者に移す
- 特定の原因に対して特異的な治療が必要
これらの特徴があること、実際に来院したお客様の原因が性病である頻度が多いことから排尿痛の原因で最初に注意して疑うべきは、性病になります。
排尿痛において性病以外が原因の場合もありますが、その際は性病による尿道炎と異なり他の症状から伴うことが多く、性病以外の原因を予想することができます。
しかし、性病が原因であることが多いため、まずは性病を疑うことが重要です。
※性病以外の原因として考えられる疾患は下記でご紹介しています。
排尿痛のような症状が見られる性病
排尿痛の原因として、男女ともに性病が多くなります。特に若年者ではまずは性病を疑います。
性病に関して、感染してから症状が出るまでの潜伏期は異なりますが、早期検査・治療が重要です。
【クラミジア感染症】
国内における報告者数が最も多い性感染症
【淋菌感染症(淋病)】
クラミジアと並んで国内での報告数が多い性病
【マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症】
認知度は低いが4種類の原因菌から発症者の多い性病
【トリコモナス症】
再感染を繰り返すケースが多い性病
排尿痛の原因が性病以外の場合
下記のような状態では、体の免疫力が低下しています。
- 仕事など日常生活の中での疲れ
- 精神的なストレスが溜まっている
- 風邪などの体調不良
このような状態では、細菌などが体内に侵入しやすくなっています。また、体内に入り込んだ細菌は腎臓や膀胱、尿道や前立腺に感染し炎症をもたらし、排尿痛を引き起こす可能性があります。
【性病以外で排尿痛を伴う可能性がある疾患】
・急性膀胱炎
膀胱内に細菌が侵入して炎症を起こすもので、女性に多く見られます。排尿痛以外の症状として、頻尿、残尿感、尿のにごり、血尿があらわれることもあります。性病が原因となって膀胱炎のような症状が出ることがあります。
・前立腺炎
男性に多く見られます。尿道から侵入した細菌により前立腺が炎症を起こすものと、細菌が原因ではないものがあります。排尿痛以外の症状として、残尿感や頻尿がみられることもあります。
・尿管結石
尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に硬い固形物である結石ができるものです。結石が小さいと症状は出現しないこともありますが、大きくなると症状が出現します。突然の激痛や発汗、悪寒、吐き気、血尿が出現することもあります。
・腎盂腎炎
片方または両方の腎臓に生じた細菌感染症です。女性に多く見られます。悪寒、高熱や倦怠感などの全身症状、吐き気や腰部痛などを伴う場合に疑われます。
・尿道狭窄症
尿道の内側が狭くなり、尿が出にくくなります。性病等の炎症や、手術や検査等で尿道に傷がついて起こります。尿が細く出にくくなることがあり、進行すると排尿できなくなることもあります。
性病を疑う排尿痛が生じたときの検査・治療
当院では仕事や家庭などの都合から何日も通院できないという方に、検査即日に治療まで完了できるスピードを実現。
「性病の悩みを1日も早く解決したい」という患者様の希望を最優先したサービスを提供しています。
検査方法
症状や経過から疑われる性病に関して、原因菌が検出されるか尿や尿道から出る膿を採取して検査で判定します。検査は感染のきっかけからすぐ受けられるものが多くなります。
治療方法
原因菌が判定されたら、抗菌薬により治療を実施します。治療法や治癒するまでの期間は各疾患により異なりますが、詳細は以下のリンクからご確認ください。
予防法や対策に関して
性交渉時にコンドームを使用することで予防ができます。
これらの性病は検査により原因を特定することで治療が可能なものであることからも、感染しない予防も重要ですが、感染しているかを判定する検査が安心や安全の面でより重要と考えます。
まとめ
こちらの記事では「排尿痛と性病」について解説しました。
- 排尿痛の原因として、まずは性病を疑う
- 性病が原因であることが多いため、早期の検査が必要
- 原因を正確に把握し、適切な検査・治療を行う
こちらで紹介した具体的な症状に当てはまる、もしかしたら性病かもしれないと少しでも感じた方は、当クリニックでも検査を受けることができますので、お気軽にご相談ください。
-
2024.08.16男性に多い性病の症状は?種類や予防方法を解説
-
2023.10.16扁桃炎と性病の見分け方とは?咽頭(のど)に感染する?
-
2023.09.11梅毒とは?原因・感染経路や症状、相談窓口、検査・治療方法などを徹底解説!【医師監修】
-
■アクセス
〒330-0845
埼玉県さいたま市大宮区仲町2丁目41 KETYビル5F
TEL:048-657-9696
※診療時間外は電話に出れない可能性があります。
大宮駅東口徒歩4分
アクセスはこちらへ■診療時間
曜日 診療時間 月火木金 9:30〜13:30、14:30~19:30 水 9:30~13:30 土 9:00~13:00 日祝:休み
水土:不定休※時間通りに受診したい方はご予約をお願いいたします。
※当日受診も受け付けております。
(ご予約の方が優先となるためお待ちいただく場合がございます。)
※女性のお悩みには女性スタッフがお応えします。
※当日のご予約も承っておりますので、お気軽にお電話ください。